キュゥべえをアルファベット二文字で記述しないでブログ

キュゥべえをアルファベット二文字で記述しないで欲しいこと以外には主張したいことが何も無いブログです。

好きな作品を打ち切りから守るために出来ること

好きな作品であったのに、打ち切られてしまい、続きが作られなくて寂しい…そんな思いはオタであれば誰もが味わったことがあるだろう。

私の追いかけている世界が狭いので、今回はアニメと漫画においてのみ書かせていただく。

 アニメ作品は1期までは売れたんだけれど、2期の映像ソフトの売上げが振るわなかったから、次の3期や映画版などの話が立ち上がらないまま、未完のままお蔵入りしてしまうということはよくある。
ただ、アニメ作品の場合はわかりやすいのが、単価として高い「映像ソフトの購入」が非常に高い指標で作品の人気、作品の強さを測られる事が多い。それさえ売れていれば、必ず支援となっているということが凄くわかりやすい。

 しかし、漫画はどうであろうか。漫画の場合はまず掲載誌の存続ということが非常に重要になっている。
 そして単行本の売上げ。掲載誌と違った作品一点買いなので当然重要。
 掲載誌での人気、単行本としての人気、どちらもか、どちらかが立たなくては作品としての価値を認めてもらえない。ゆえに映像ソフトさえ売れていればいいというアニメと違って難儀なのではないかと感じている。

 特に週刊少年ジャンプではよくあるのだが、人気が出なさすぎると10週打ち切りという単行本がどうこう以前の問題でバッサリと行かれることがある。しかし、これはもうジャンプに限った話ではなくて、他の青年誌でも無情に作品が打ち切られていく光景を何度も目にしてきた。
 むろん、掲載誌の売上げが伸びているのなら、打ち切り漫画だって減らせるだろうが、掲載誌の売上げが伸びなければ、売上げ訴求力の無い作品は打ち切られて然るべきだ。

 理屈ではそうなのだが、せっかくインターネットなどで情報が得られ、個人として発信することが出来る時代なのだ。一個人のあがきで好きな作品をどこまで守ることが出来るのだろうか…考えてみた。アニメと違い、ただ媒体を買うだけでは好影響を与える事が出来ないからこそ…


 まずは漫画だけの話ではなく、音楽ソフトの話も含め…ではあるが声優の緒方恵美さんの言。

そう、単行本などの予約注文は販売の実態が掴みにくいものであるほど重要なのだそうだ。私は漫画を本屋で店員やその店内にいる客に聞こえるように「これが置いてないですか」と聞いて回るのが好きなので、予約やインターネット購入をしなかったのだが、これは間違いだったのかもしれない…インターネットで予約数に貢献し、店舗での発注に貢献し、そして全く関係の無い店舗でもそういった活動をする、それくらいの事をしてやっと応援として力が発揮出来るのかもしれない。


 次に、また漫画ではないが『ラブライブ!』のアニメキャラクターデザイン西田亜沙子さんの言。

 このPostは『ラブライブ!』の主人公達のアイドルユニットμ’sのフィギュアが発売するにあたって、まず全9人のうち3人の発売が決定した報せを受けてのご発言である。これもやはり…強いのは予約。
やはり、予約…である。出るまで待ってようかな…という事をやっていたら、企画は止まってしまうのかもしれないのだ…「予約した!」とブログやTwitterで報告して他の人の予約を煽るのも手だろう。

次は、漫画家翠川しん先生の言。

 常々、漫画掲載誌に付随しているアンケート用紙は凄く応援としての効果があるのは存じ上げていたが、手紙も作家先生に届く前に編集の手に渡る。これは盲点であった。
 アンケートハガキは所詮烏合の衆の一羽でしかないが、直接作家先生に宛てたファンレターはまさに獲物を仕留むるべく乾坤一擲を繰り出す鷲の一撃。そういった熱意が一人だけではなく多人数によれば、影響力はあるに違いない。よく作家先生は「この漫画誰が読んでいるのかもわからないし面白いと思ってもらえているのかが不安だ」と嘆いていることを耳にするが、それは声が少なければ作家先生だけでなく編集にとっても同様だということだ。

また漫画家なぐも先生の言。

これは新連載の話に限らず…と勝手に理解してしまっているが、3ヶ月しか勝負出来る時間はない。一度打ち切りの難を逃れたからと言って再びその危機が訪れないという保証などない。継続、継続することが大事である。


というわけで私が考えた好きな作品を打ち切りから守るために出来ること

  1. 単行本だけでなく、掲載誌を買い、アンケートを出し、手紙を出す
  2. 単行本は予約する。インターネット予約、店舗予約、どちらもでいいからとにかく予約する
  3. 単行本の発売はTwitterやブログで叫ぶ!アンテナが低い人にも届くように…
  4. 以上を続けること

これからも、自分にとって大切な作品が作者が納得出来る範囲まで続いていけますように…